給付金や支援制度の手続きで「非課税証明書を持ってきてください」と言われたとき、正直どの書類を取ればいいか少し迷いませんか。名前は聞いたことがあるけれど、窓口で何を請求すればいいのかがすぐに出てこない、という方は多いと思います。
さいたま市を拠点にエリア情報をお届けしている『サイタマテラス』のカズナリです。わたし自身、岩槻区で生まれ育ち、今は大宮を中心に動いているので、区役所まわりの手続きについては日頃から気にしているほうです。
この記事では、さいたま市で非課税証明書を取る前に確認しておきたいこと、課税証明書との違い、実際に利用できる窓口3か所の情報を順番に整理します。
非課税証明書が必要になる場面とは
給付金や支援制度の申請で、もっともよく求められる書類のひとつです。子育て関連の給付、国民健康保険の減額申請、奨学金、公営住宅の申し込みなど、場面はさまざま。
学校や行政の申請書類に「非課税証明書を添付してください」と書いてあっても、提出先によって求められる年度や記載内容が違うことがあります。まず提出先に「どの年度の、何という名前の証明書が必要ですか」と確認するのが、一番手間が少ない動き方です。
課税証明書と非課税証明書、何が違うか
迷いやすいのが、この二つの名前の違いです。さいたま市では、どちらも「所得・課税(非課税)証明書」という一枚の証明書に統合されています。
住民税が課税されている方には「課税証明書」として、非課税の方には「非課税証明書」として、それぞれ証明の内容が記載されます。窓口で別々に名前を選ぶ必要はなく、同じ書類を請求するだけで大丈夫です。

名前が違っても、窓口で頼む書類は同じひとつです
個人と世帯で見方がずれる点を確認する
「世帯全員が非課税かどうか」を問われる申請と、「申請者本人が非課税かどうか」を問われる申請では、必要な証明書の内容が変わります。
同居している家族の収入が多くても、本人の所得が一定以下なら本人の証明書は非課税扱いになることがあります。世帯全体の非課税と個人の非課税は別の話。提出先が「誰の非課税証明書」を求めているかを先に確認するのが、取り間違えを防ぐ一歩になります。
どの年度の証明書が必要かを先に調べる
証明書には年度があります。たとえば令和8年度の証明書は、令和7年中(2025年1月〜12月)の所得にもとづいて発行されます。
支援制度によっては「前年度の証明書を出してください」と言われることもあります。さいたま市では最新年度と過去5年度分の証明書が取得可能ですが、発行できる開始日は毎年決まっているので、急いでいる場合は公式サイトや窓口で確認するのが確実です。
さいたま市で証明書を取れる場所3か所
取得できる場所は大きく三つあります。急いでいるかどうか、マイナンバーカードを持っているかによって、自分に合った場所が変わります。
- ① 北部市税事務所(大宮区役所5階)
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西区・北区・大宮区・見沼区・岩槻区に住む方の窓口。
- ② 南部市税事務所(浦和区ときわ会館2階)
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中央区・桜区・浦和区・南区・緑区に住む方の窓口。
- ③ コンビニ交付(マイナンバーカード利用)
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全国のマルチコピー機設置コンビニで取得可能。最新年度のみ対象。
わたしは大宮区役所へ行く機会が多いので、ついでに5階の窓口で用を済ませることが多いです。混雑は平日昼前後が気になるので、開庁直後か夕方手前の時間を狙うようにしています。
3か所それぞれの詳細と使い分け方
それぞれの場所について、利用条件や手数料など、実際に動く前に知っておきたいことをまとめました。
| 場所 | 手数料 | 取得できる年度 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 北部・南部市税事務所(窓口) | 1枚300円 | 最新年度+過去5年度 | 本人確認書類が必要 |
| コンビニ交付 | 1枚200円 | 最新年度のみ | マイナンバーカード必須 |
| 郵送申請 | 1枚300円(定額小為替) | 最新年度+過去5年度 | 発送から約1週間 |
過去年度が必要な場合は窓口か郵送一択です。コンビニは手数料が100円安い分、最新年度のみという制限があるので、急いでいる場合は年度を先に確認してから判断するほうが無駄がありません。
窓口に行く前にそろえておきたいもの
いざ窓口に行ってから「あの書類が足りなかった」となるのは、避けたいところです。わたしも以前、本人確認書類を忘れて空振りしたことがあるので、出かける前に一度確かめるようにしています。
どの年度の、何という名前の証明書が必要かを先に確認します。
運転免許証やマイナンバーカードなど、顔写真付きの証明書が基本です。
家族であっても同一世帯でない場合は委任状が必要なことがあります。
さいたま市の窓口はキャッシュレス決済にも対応していますが、事前確認が安心です。
コンビニ交付と郵送、向かないケースを確認する
コンビニ交付は手軽ですが、最新年度のみ・マイナンバーカードの電子証明書が有効であることの両方が必要です。カードの電子証明書の有効期限が切れていると当日その場で使えないため、久しぶりに使う場合は事前に確認が必要。
郵送申請は自宅から動かずに済みますが、発送から受取まで1週間程度かかります。手数料は定額小為替での支払いになるので、近くに郵便局がないと少し手間が増えます。期限のある申請では、日程に余裕があるかを先に確かめてから選ぶのが確実です。
転入した年に迷いやすい年度の考え方
さいたま市に転入したばかりの場合、証明書を取る窓口が変わることがあります。住民税は、その年の1月1日時点に住んでいた市区町村が課税するため、前の住所地の自治体に請求する必要がある場合があります。
たとえば2025年の秋にさいたま市へ転入した場合、2025年分の所得にもとづく令和8年度の証明書はさいたま市から発行されます。それより前の年度は、前の住所地の窓口に確認することになります。
提出先に確認しておくと動きやすいこと
証明書を取りに行く前に、提出先に確認しておくと後で手間が減ります。
- 何年度の証明書が必要か
- 個人の証明か、世帯全員分か
- 証明書の正式名称(書類名)
- 提出期限はいつまでか
提出先によっては「所得証明書」と「非課税証明書」を別々に求めてくることもあります。いずれもさいたま市では同じ「所得・課税(非課税)証明書」として発行されますが、念のため提出先に確認してから動くと安心です。
動き出す前に、わたしが最初に確認すること
今日から動ける一歩は、「提出先に証明書の名前と年度を聞くこと」だと思っています。窓口やコンビニに行く前に、この一点だけでも電話かメールで確認しておくと、取り直しが防げます。
わたし自身も、息子の手続きで何度か証明書を取りに区役所まで足を運んだことがあります。「必要な書類を確認してから行くだけで、窓口での時間が半分になる」というのは、実際にそうだったと感じています。大宮区役所は平日昼前後が混みやすいので、少し早めに動くかコンビニ交付が使えるタイミングなら積極的に活用するのが無理のない動き方です。
必要な証明書の名前と年度をメモに残してから、今週末か来週の動きやすいタイミングで窓口かコンビニに向かってみてくださいね。準備がひとつそろうだけで、手続き全体が少し軽く感じられるはずです。


























